この度、FENDI Furtablet Design contest で優秀賞を頂きました。
本コンテストは、フェンディのファーデザインにおける技術革新の情報提供に留まらずイタリア人職人のものづくりに対する情熱とハンドメイドの力を次世代へと伝えることで今後の更なる日・伊の文化芸術の発展に寄与することを目的したものです。
FENDI ROMA
ANATOMY OF A FENDI FUR
フェンディファーの解剖学
ラグジュアリーはクラフツマンシップから生まれ、フェンディは丹念な手仕事により最高峰の技巧を発揮する職人たちと協力されています。
フェンディの職人たちは、アーティストさながら究極のクリエイティビティと類い希なる
匠の技を組み合わせて見たこともない手法を生み出し、最高水準の手仕事を実現しています。フェンディ本社内のファーアトリエは唯一無二の存在で、社内で養成された40人を超えるアルチザンたちが、新たに開拓した技法を駆使して故カール・ラガーフェルドのデザインを形にされていました。ここでは若い世代がアトリエに勤め、30 年のベテランの傍らで修行に励み、匠の技を確実に受け継いでいます。
今回、私が描いたデザイン図案をもとに、フェンディのファー職人と共に実際にタブレットを制作するローマ工房(FENDI本社)に行く前に、ミラノで開催される2020SSのファッションショーにも参加させて頂きました。
初めて本場のファッションショーで大興奮!
まず、会場に行くまでに沢山のストリートスナップを撮る方が沢山いて、私も数人に撮って頂きました。
(時差ボケで朝の3時に目が覚めたので、朝から自分でヘナタトゥーをしていました。)
当日は天気も良く、イタリアの9月でもポカポカ陽気でした。
会場入り口で、FENDI JAPANの社長と今回私の担当をしてくださる方とご挨拶をさせて頂きました。素晴らしい方とお会い出来て初っ端からテンションが上がりっぱなしでした。笑
勿論、会場内には世界の著名人が沢山おられました!
日本からは、渡辺直美さんや森光さんがフロントローに。
流石世界でご活躍されてるだけあって、世界中の方々とコミュニケーションを取られていました。皆さんとても輝いていてめちゃくちゃカッコ良かったです!パワフルで、私も絶対に世界で活躍するアーティストになりたいという気持ちが更に強くなりました。
ショーの内容もSSなだけあって柔らかでカラフルな60’sを感じるプリント柄が使用されてとても可愛いものでした。なんと今回が初めてファーにプリントを施す技術が使用されたそうです。バックもBIGサイズがあり、可愛さ満点でした。FENDIのバッグはいつも挑戦したDesignのものが発表されるので、毎シーズン楽しみにしていたので今シーズンも流石!見ているだけでワクワクが止まらなかったです。
ファッションショーを見ると、私も、もの作りをしていて本当に良かったなと。昔、大学で舞踊(バレエ)の卒業公演の衣装を担当し、私の作った衣装を着た公演を観た時、感動して涙を流したことを思い出しました。発表する場はやっぱり格別なものです。
私はまだ個展をしたことがないので、個展をした際は沢山の人に感動して貰えるような空間と作品が作れるように頑張りたいです!(東京でオススメのギャラリーがありましたら、是非教えてください!)
ショーのバックサウンドも凄くカッコ良くて痺れっぱなし。
どうやったらあんなかっこいいサウンドをピックアップ出来るのか、、、
五感をフルに刺激してくれる最高のパフォーマンスでした。
※勿論、味覚も臭覚も
短時間でとってもdeepな異世界に浸ってきました!
世界トップの仕事に関われたことで、夢を叶えるための勇気と挑戦者として打破を恐れない精神をFENDIのショーから学ぶことが出来ました。幸せものです。。ほんと
ちなみに、ミラノの人達は信じられないくらいお洒落で綺麗な人達で溢れていました。
街を歩いてるだけで目の保養になると言いますか・・・人々が美しい街でした。笑
続く
(次回はローマ編です!)
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